武装強盗団が銀行を襲撃し、停職処分中のコナーズ刑事が呼び出される。なんと、立てこもる犯人から直々の指名があったというのである。
そこでコナーズ刑事は説得にあたる一方で、突入の準備を進めることになる。はたして犯罪の全貌を明らかにできるのか。
【映画データ】
2006年 アメリカ
監督 トニー・ギクオ
出演 ジェイソン・スティサム、ライアン・フィリップ
映画:カオス 解説とレビュー
普通のサスペンス、刑事もの、アクションありの娯楽映画。個人的には1年もしたら見たことすら忘れそうな作品。だが一般受けはするでしょう。
ストーリー的に破綻なく、きれいに最後まで落ちが付いているし、完成された作品としてお勧めはできます。映画を見慣れた人だとひょっとしたら、結末が読めるのではないでしょうか。
主演のジェイスン・スティサムはトランスポーター・シリーズに出演するいまが旬のアクション系の俳優。外見的にもブルース・ウィリスの後釜に見えるのは私だけ?相棒の新人刑事にはライアンフィリップ。以外にもこの人は有能。
この映画っって女っ気がなかったような?
とりあえずは安心して観られるサスペンスアクション。
一応この映画はカオス理論に基づいているとのこと。カオス理論とは「不規則・複雑な現象であっても最終的には簡単な方程式で説明できる」という理論。
いろいろな要素が最後に一本にまとまるのは映画としては当たり前で、これができてない映画は破綻している、といわれるのだから、別にカオス理論持ち出すまでもない…と思うが。
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