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だれだってテロリストになれる
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| | アメリカ,テキサスの陸軍基地で起きた銃乱射事件は衝撃的な出来事だった。
| | テロとの線も捨てきれないが,報道を聞く限りでは,個人的な動機もあるようだ。
| | 乱射事件の犯人である陸軍少佐は米国人だが,両親は中東出身者だった。
| | しかも,彼自身もイスラム教徒。そのことから軍内部で差別や嫌がらせを受けていた。
| | 彼のパソコンからはイスラム過激派のサイト閲覧履歴が見つかっている。
| | 彼の通ったモスクにはイスラム過激派の宗教指導者が在籍したこともあった。
| | 例え組織的な関与だったとしても,個人的な動機から,乱射事件を起こしたとしても。
| | 少佐を犯行に走らせたのは何か? そこには感情の大きなうねりがあったに違いない。
| | さまざまな理由があるだろうが,その大きな要素としては"憎しみ"があるだろう。
| | 憎しみさえあれば誰だってテロリストになれる。
| | それを示したのがこの事件ではなかったのか。
| | アメリカ。その国を守るべき軍人がアメリカを攻撃した。
| | 怒りや憎しみ,それが沸点を超えたときに人は簡単に暴力をふるうことができるのだ。
| | 今回はたまたまアメリカ軍人だった。次はごく普通の人がテロリストになるかもしれない。
| | テロが起きる社会構造。この事件は端的にそれを表すものであるように思える。
| | 今日はイラク戦争を扱った映画。赴任した米軍兵士の妻をテロで亡くした家族の物語。→ここ
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この記事は「映画レビュー集|映画のあらすじと詳しい解説,批評」のおまけ記事です。その時どきのニュースに合わせて映画を紹介。
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