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ゴシカ

映画:ゴシカ あらすじ
※レビュー部分はネタバレあり

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 ミランダ・グレイは女子刑務所の精神病棟に勤務する優秀な精神分析医だった。彼女はクロエという女性収容者を担当に持っていたが、ある日のカウンセリング中、彼女に悪魔にレイプされたという話を聞かされる。その夜、帰宅しようとミランダが車を走らせていたとき、道路の中央に立ちつくす白い服の少女に衝突しそうになった。彼女は慌てて車を停め、少女に話しかけるものの、そのまま意識を失ってしまった。

 次にミランダが目覚めたのは、彼女が勤めていた女子刑務所精神病棟の独房だった。診察に訪れた同僚の医師によると、彼女は3日間、意識を失っていたという。そして、彼女は夫殺しの犯人として収容されていることを告げられるのだった。

 誰が夫を殺したのか。そして、あのときの少女は何者か。患者として精神病棟に収容されたミランダの話を聞く者は誰もおらず、彼女は夫殺しの容疑を晴らすことができない。真相を追いかけるミランダを演じるのはハル・ベリー。そして、ミランダの患者クロエ役にはペネロペ・クルス。

 刑務所勤務の精神科医が、ある日殺人犯として収容されてしまう。私は異常ではないといえばいうほど、異常者扱いされるという恐怖。ミランダの夫を殺したのは誰か?ミランダか、それとも他の誰かか。本当にミランダは精神に異常をきたしているのか、それとも、何者かの策謀によって、彼女は精神病棟に閉じ込められたのか。

 謎が渦巻く前半の息詰まる展開に比べて、結末の展開がかなり強引なのは残念だ。



【映画データ】
ゴシカ
2003年(日本公開2004年)・アメリカ
監督 マシュー・カソヴィッツ
出演 ハル・ベリー,ロバート・ダウニー・Jr.,ペネロペ・クルス,チャールズ・S・ダットン,ジョン・キャロル・リンチ



映画:ゴシカ 解説とレビュー
※以下、ネタバレあり

★「ゴシカ」結末

 ミランダは4年前に夫が殺した同僚フィルの娘、レイチェルにのり移られ、夫ダグを殺害しました。そして、血文字で「NOT ALONE」という文字を壁に描きます。何が「一人じゃない」のか。当初は夫が殺した少女の数が一人ではないことを意味すると思われましたが、真実は、少女たちを監禁し、虐待した末に殺害した犯人がダグだけではないということを伝える血文字でした。もう1人の犯人とは、ダグの親友だった保安官のボブ。ダグとボブは少年のころからの知り合いで、少女をレイプして殺した快感が忘れられず、年月を経たのち、再び2人で犯行を行っていたのです。

 ボブは真実を知ったミランダを殺そうと追いかけます。しかし、ミランダに鎮静剤を打たれてしまい、朦朧とする意識の中でかつて殺した少女・レイチェルの霊を見、そのすきにミランダに撃ち殺されました。

 レイチェルはミランダの体を借りてダグを殺し、ミランダの力を借りてボブを殺したのです。憎悪の炎に身を焼かれていたミランダが再び現れることはないでしょう。彼女の願望はついに叶えられました。

 1年後、ミランダとクロエが街で再会している場面が映ります。クロエは新しい人生のスタートを切るようです。そして、ミランダは既に仕事を再開している様子。恐らく、心神喪失が認められて、夫殺しの容疑からは逃れられたのでしょう。ミランダは死んだレイチェルと交感したという現実を忘れたいようですが、クロエと別れたのちに、ミランダは再び見えないはずの男の子を見てしまう、という結末になっています。

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★Dr.グレイ

 ミランダ・グレイは女子刑務所精神病棟に勤務する精神科医です。彼女はクロエという義父を殺した女性を担当していました。クロエは時折、悪魔の話をします。ミランダはクロエの話が本当だとは思わず、悪魔にレイプされた話は義父を殺した罪の意識がもたらす妄想だと考えていました。

 ミランダは頭脳明晰な女性です。彼女の研究やセラピーの成果は高く評価されていました。一方で、彼女のセラピーは彼女が立てた仮説に沿ったものでした。患者の犯した罪や過去の経験、幼いころの家庭環境などから、患者の心理状態を分析し、セラピーで患者の様子を見て、ミランダの立てた仮説に当てはめていく。彼女のセラピーは患者よりも、自らの立てた仮説が主体です。ミランダの作ったストーリーに当てはまらない患者の話は切り捨てられ、捨象されていく。そして、ミランダの仮説になじむ話が、本当のこととして扱われる。

 多くの患者はミランダにとって都合のいい話をするようになりました。なぜなら、それ以外の話はミランダに信用してもらえず、妄想の話と断じられるからです。第三者に狂っていると言われ続ければ、果たして自分が正常なのか、それとも実は精神に異常をきたしているのかが分からなくなってきます。特に、刑務所の精神病棟のような閉鎖的な空間におかれ、生活を完璧にコントロールされ、薬漬けにされる毎日の中では、自分が今、いったいどんな状態にあるのか、分からなくなってくる。

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★クロエとミランダ

 しかし、クロエは違いました。彼女はミランダに対して自分のしている話が本当のことだという主張を曲げません。クロエはミランダにどんなに否定されても、自分の記憶に間違いはない、と主張しました。クロエはミランダにとって、厄介な患者でした。ミランダの仮説に乗ってこない患者は彼女にとって頭痛の種です。何とかしてクロエを誘導しようとしても、彼女は反発するだけ。ミランダは内心、クロエにうんざりしていました。

 もちろん、ミランダには、カウンセリングの方法に問題があるという意識はありません。また、自分が患者の話を聞いていないとは思っていない。さらに、ミランダ自身の望む結論にたどり着くように、クロエを誘導しようとしている自分自身についても、恐らく、ミランダには認識がありません。ミランダにとって、全ては、学術的な精神分析論に則って行われている研究の結果です。そのような理性的な分析で得られた話より、クロエの非現実的な話が真実であると考えることは絶対にできない。

 ミランダは、クロエが悪魔の話をする理由について、過去に原因があると思っていました。クロエは義父にレイプされ続け、その義父を殺したという過去があったからです。クロエはその罪の意識に苦しみ、後悔しているはず、という思い込みがミランダにはありました。しかし、実際には違います。クロエはミランダに言われるよりも先に、悪魔は義父のことではないと否定しました。クロエは義父について、「復讐してやった」と語ります。「止めるにはそれしかなかった」。これがすべてでしょう。これ以上、体を弄ばれないため、クロエは義父を殺した。クロエはそれについて、後悔などしていません。

 これまでミランダのセラピーで何度も、義父の話を繰り返されてきたクロエはミランダが何も理解していないことに腹を立てていました。ミランダに何を言っても、すぐに義父の話と結び付けられ、勝手に理屈を付けられ、解釈されてしまう。ミランダはクロエの話をそのまま受け入れることはなく、必ず自分で色を付けてから理解する。クロエはそれが不満でした。

 「私を異常者扱いする人間は信じられない」。「私を信じて」というミランダに対し、クロエは冷たく言い放ちます。話すら、満足に聞いてくれない人をいったい、どうやって信用しろというのか。

 クロエはミランダが頭では聞いてるようだけれど、心では聞いていないと非難していました。ミランダはすぐに分析をします。これまで研究してきた学術理論に則り、クロエの話を細かく切り刻んで、きれいに並べ直し、整理してしまう。クロエを受容しようとするのではなく、クロエを分析しようとしている。

 ミランダのこの態度は、彼女の別れ際の言葉にも現れています。「新しい発見があってセラピーが進んだわ」。ミランダにとって重要なのは、クロエが心を開いたかどうかということではなく、クロエが本当の話をしたかどうかということであり、義父を殺したという事実をクロエが受け止めているかどうかということです。

 実際には、クロエにとって、義父を殺したことは過ぎ去った昔のできごとでした。しかし、ミランダは過去にこだわる。それはクロエが語る全てに義父を殺した罪の意識が影響しているというミランダの分析が根底にあるからです。ミランダにとってはセラピーを"成功"させることが全てでした。そして、その"成功"とはミランダの仮説にクロエがのってくることでした。

 「新しい発見」と語るミランダにとって、クロエはただの研究対象でしかありません。「あなたの心は死んでる!」と叫び、暴れるクロエを刑務官に取り押さえさせるミランダに「私を信じて」と言われても、彼女の言葉に全く説得力はありません。

 しかし、白い服の少女と事故を起こしそうになり、記憶を喪失したミランダはすぐにクロエの心境を味わうことになりました。かつての同僚には殺人を犯した異常な女と思われ、何を話しても妄想だと否定されます。少しでも、感情が高ぶれば、刑務官が飛んできて拘束され、鎮静剤を注射されるという生活。ここは人間的な感情の表出が許されない場所でした。朝食には薬が投与され、全裸になって集団でシャワーを浴びさせられ、囚人服を着せられて独房に入れられる生活。非人間的な環境の中で、ミランダは次第に現実と妄想の区別がつかなくなっていきました。

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★闇

 少女を監禁し、性的虐待を加えていた夫ダグ。そして、ダグの親友であり、保安官のボブによるクロエのレイプ。同僚の医師フィル・パーソンズが隠していた娘の自殺という過去と、フィル自身の投薬治療。彼らは一見、何の暗い過去も持たず、今の生活に充足している人々であるように思えます。

 しかし、そんな彼らにはそれぞれに秘密がありました。外見からは分からない、心の暗い闇でした。

ミランダは悪魔の話をするクロエを妄想癖のある患者と手を焼いていました。クロエの言動は明らかに彼女が異常であるように思わせるものです。しかし、クロエの話は真実でした。そして、一見、まともな生活をしていて、傍目には満ち足りているように見えた人間たちの方が、よほど暗い秘密を抱えていたのです。

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★神様

 ダグはミランダに鏡に水をかけさせました。水をかけられた鏡には歪んだミランダの顔が映っています。そして、ダグは「クロエが見ているのはこれだ」とミランダに言いました。ダグによれば、ミランダは「クロエの鏡」。鏡であるミランダはクロエのあるがままを映し出す存在でなければなりません。

 しかし、ミランダは「歪んだクロエの姿」を写し出す鏡となっていました。ミランダはクロエの話を妄想と片付け、"妄想癖のあるクロエ"という像をクロエに提示していたからです。犯行を重ねていた張本人であったダグはクロエの話が嘘ではないことを知っていました。クロエの話を妄想と片付けているミランダに対し、クロエをそのまま映し出す鏡となるべきミランダ自身が歪んでいることをダグは指摘していたのです。

 ミランダはよもや、夫ダグがボブのレイプを黙認しているとは思いません。ダグはもちろんそのことを知っていて、ミランダがクロエの話を嘘だと決めつけていることを諭している。そして、もしかしたらミランダは夫の本当の姿さえ、正しく見ることができていないのではないか…。

 ダグは自分の役割をミランダに問われ、「神様」かな、と答えていました。神は人に恩恵を与える一方、ときに残酷です。ダグは全ての真実を知っていました。ダグは少女を監禁し、性的虐待を加える残酷な一面と、ミランダに真実へのヒントを与えるという"優しさ"の両面を持つ、あるいはそのように振舞える自分の立場に酔っていました。この精神病棟の幹部でもあるダグは今の状況を全て把握し、自らの好きなように動かすことができる。神に自分自身をなぞらえ、今の状況を全てコントロールできる自分は神の立場にあると思っていたのです。

 ミランダの言う通り、彼女には「鏡になってクロエを正しく映し出す」ことが求められていました。しかし、その「正しく」の内容が問題でした。歪んだ鏡の前に立つ人の姿を正しく映し出すためには二通りの方法があります。一つは鏡自体の歪みを直すこと。もう一つは、鏡の前に立つ人自身を、歪んだ鏡に映る不実の姿へと変えてしまうことです。これはミランダの選択していた方法でした。

 ダグが殺される前の彼女はクロエを正しい道へ戻さなければならないと考えていました。悪魔にレイプされた話をでっちあげ、義父を殺した罪の意識から逃避しているクロエを現実の世界へ連れ戻すのが自分の役目である、そうミランダは思い込んでいました。しかし、現実が見えていたのはクロエでした。クロエは義父にレイプされたことを自分なりに消化し、過去の事実として受け入れていましたし、彼女がこの刑務所でレイプされたという話は本当のことでした。クロエを変えるのではなく、鏡であるミランダ自身が変わらなくてはならない。そのことに彼女が気がついたのは、もっと後のことです。

 鏡は本来、人間の姿を反転させてそのまま映し出すものです。しかし、鏡が歪んでいれば、やはり鏡の前に立つ者の姿も歪んで映る。クロエの話をまともに聞こうとしないミランダはクロエの"歪んだ鏡"になっていました。

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★歪んだ鏡

 「娘は自殺したと思い込んできた」と語るフィル。彼は娘の姿を見たというミランダにレイチェルのことを語ります。娘が炎に焼かれて苦しむ悪夢を見ること、投薬治療を受けていること…しかし、フィルは最後まで娘の悪夢を否定していました。「私には意味があるとは思えない。ただの夢だ、妄想だよ」。ミランダが「(私があなたと)同じ夢を見ても?」と問いかけても、彼は無言で目を伏せています。

 現実に向き合うことは非常に難しいことです。特にそれが、肉親を失ったというような辛い現実であるときには。フィルは本当に娘が自殺したと思っていたのでしょうか。体中にキズをつくり、川に流されて見つかった娘が本当に自殺した、と。フィルは医者です。娘の死体を見て、まったく何もおかしいとは思わなかったのでしょうか。彼は娘が「自殺した」と信じたかっただけではなかったのか。その方が、残酷ではないからです。自分の娘がレイプされ、暴行されたあげく、川に死体を投げ捨てられたなどとは絶対に思いたくない。そして、襲い来る娘の悪夢。フィルは娘の死に何かがあると感じつつも、自分に嘘をついていたのではないでしょうか。

 彼は娘の幻影を見ることを極度に恐れました。娘のことを思い出すたびに、心が引き裂かれる思いがする。火に焼かれて苦しむ娘の姿を見ると、彼女の死の真相を追わなかった罪悪感がよみがえるからです。フィルは「救えなかった」と泣いています。一方で、娘の幻影は夢だと決めつけ、その意味については無意味だと否定する。

 娘の幻影が現れることに意味があることを肯定するならば、それは、娘には何か心残りがあるということを意味し、娘を苦しめている秘密があるということになる。フィルには、その秘密を追わずに済ませてしまっている自らの罪悪感を吐きだしたい気持ちと、娘の死の真相を否定したい気持ち、そして娘をその暴力から救えなかったことへの後悔が入り混じっています。そして、心をかき乱す娘の姿を忘れようと投薬治療に走る。

 真実を見ようとしないフィルの姿は、クロエを見るDr.グレイとしてのミランダに似ています。ミランダと同様、フィルは娘レイチェルの鏡にはなれませんでした。ミランダもフィルも、"鏡の前に立つ人"をそのままの姿で受け止めることはできなかったのです。フィルはレイチェルの幻影を妄想だと決めつけることで、苦しさから逃れようとしていました。

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★ミランダのプライド

「これでお仲間ね」というクロエに対し、「私は別よ」と答えるミランダ。しかし、現実はそうではありませんでした。クロエの言うとおり、「真実を話しても誰も信じない」という状況におかれ、信じてほしいと相手の言葉を否定すれば余計に異常と思われてしまうという世界へミランダは放り込まれました。そして、結末、クロエは未だ悪夢を見ると話し、もう、扉は閉じられないと話しますが、ミランダはやはり、自分は違うとクロエの言葉を否定します。

 ミランダは最後まで、クロエと異なるところがありました。それは、自分に対する強い自信とプライドです。自分が優秀な精神分析医であり、頭脳明晰な科学者であるという誇り。彼女は科学的に証明できない超常現象を認めることに高いハードルを感じていました。なぜなら、そのような現象を認めることはずっと彼女が身を置いてきた科学で説明のつかない領域を設定することになり、ミランダのイメージする科学者像にあるまじき思考を求められることだからです。

 今回の出来事も、"例外"と考えたかった。今回だけ、今回に限って、私は霊を見たのだ、ミランダはそう考えたかったのです。クロエは素直な女性です。義父にレイプされ、精神異常と診断されて、病棟に放り込まれ、そこでもレイプされ、挙句の果てに悪魔を語る妄想癖があると思われていた。クロエの、この尋常ではない苦労と不幸の経歴は彼女とミランダの態度の違いとなって表れていました。クロエは何事も否定しません。現実には起きるわけがないことが起きることもある。そして、起きていることが現実である、と。

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★結末

 ミランダはクロエと別れたのち、車道の真ん中に立ちつくす幼い男の子を発見します。その直後、男の子は車に轢かれ、消えてしまいました。跡形もなく忽然と姿を消した彼が生きた人間ではないことは確かです。その後、「ティムを探しています」と書かれた張り紙が近くに貼られているのが映ります。道路の真ん中にいた男の子はきっとティムなのでしょう。

 しかし、ミランダはこの張り紙を見ることなく、意を決したように足早に歩き去っていきます。彼女には、やはり、"見えている"。しかし、ミランダにそれを認めるつもりは今のところ、ありません。何も「見えなかった」。ミランダは自分自身にそう言い聞かせ、夜の街を歩き去っていきました。

 しかし、いつか、思うかもしれません。あの男の子はどうしたのだろうか。何を訴えたかったのだろうか、と。一度、レイチェルの幽霊に出会ってしまったミランダにとって、この男の子の存在と訴えかけを無視し続けることができるか。

 かつてのミランダなら、ありえない話、ときれいさっぱりこの体験を忘れることに努めたでしょう。しかし、彼女には変化があります。ミランダはクロエから「聴くこと」を教わったと話していました。

 「聴くこと」とは、相手の話をただ聴くというのみならず、相手の立場に立って共にそのときの記憶を追体験し、相手の立場や話を理解しようとするということ、それはすなわち、相手を受容するということです。ミランダは男の子を見てしまった。彼を無視することは彼に対する理解を止め、存在そのものを否定するということです。

 クロエとの関係により、「聴くこと」を学んだミランダが男の子を無視することができるでしょうか。

 ミランダは数日後にこの場所に戻ってくるかもしれません。あるいは、男の子がミランダの元へと現れるかもしれません。いずれにしても、クロエの言うとおり、「もう扉は閉じられない」のです。

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